スマホ首に注意しましょう!
今や私たちが生活する上で、公私ともに欠かせないアイテムとなったモノ・・・ありますよね?
そう、スマホです。
スマホを見る時の姿勢は、首をやや前に倒しますよね。
その時の首の骨・筋肉にかかる負荷は、約22kgと言われています。
実際に22kgの子供を頭の上にのせてみてください。
と言ってもそんなことしたら首が壊れますよね。
実際、成人の頭の重さは5kgありますので、物理的な計算をすると、やはり20kgくらいの負荷がかかることがわかります。
その負担が、普段から首にかかっているなんて恐ろしいとおもいませんか?
スマホ普及と比例するようにスマホ依存に陥る人も急増しており、その結果「スマホ首」を患う人も増加しているんです。
スマホ首の慢性症状
- 頚椎症(神経根症)
- 頚腕症候群
- 胸郭出口症候群
- 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
- 背部痛
- 腰痛
あなたはスマートフォンを操作していて、肩こりや首の痛み、腕や手のシビレなどを感じたことはありませんか?
スマートフォンを見るときに姿勢が悪いと、首に最大で小学生1人分の負荷がかかっているんです!
そしてその結果、骨や筋肉が神経を圧迫してしまいシビレが出たり、筋肉バランスが悪くなり首・肩コリなどの症状を招きます。
また、今症状が出ていなくても将来辛い想いしてしまうかもしれません。
スマホに限らず、
- パソコンを長時間見ながら仕事をする(同じ姿勢で長時間座りっぱなし)
- ポータブルゲームをする
- 長い時間下を向きながら本を読んだり、細かい作業をする
などといった、うつむいたままの姿勢の状態が続くと、背中の張り、首、肩のコリを感じやすくなります。
また、そのような姿勢を続けていると
背骨の正常なカーブが失われ
「ストレートネック」と呼ばれる状態になったり、
スマートフォンで小さな画面を長い時間・同じ姿勢で操作していると
背中側の筋肉が緊張し猫背姿勢が強くなってしまいます。
簡単ストレッチでスマホ首・猫背を予防しよう
とはいっても、スマホを使わない生活には・・・もう戻れませんよね(^▽^;)
私もです。
なので、生活の一部にスマホ首予防ストレッチを取り入れましょう!
同時に猫背の予防にもなるエクササイズです。
何事も痛みなどの症状が出る前に予防することが大切ですよ♪
オフィスでも、自宅でも簡単にできるモノをご紹介します!
呼吸法で行う胸筋群ストレッチ
スマホ首・猫背を予防!
スマホ首や猫背の方は、圧倒的に顎が前に出ていて背中が丸くなっている方が多いです。
姿勢が悪く、触ってみると背中の筋肉がカチンカチンに固まっていますので、姿勢を正しても痛みが出るだけですし常に背中が丸いので呼吸がしづらい姿勢になっていると考えられます。
ですので、背中側の筋肉がきちんと伸び縮みができ、後ろ側と前側の筋肉の伸縮バランスをしっかりできるようになるのがこのストレッチの目的です。
そうすると、自然に姿勢が正せるようになりますし、呼吸がしっかりできるようになります。
☆やり方☆
1.息を吸いながら、肩甲骨の間の筋肉を近づけるように胸を広げながら反らしていきます。(同時にアゴを引きます。)
※腕を後ろに、両方の肘を背中でくっつけるように持っていきながらだとやりやすいです。
2.息を吐きながら、腕と胸をを戻します。
これを何回か繰り返します。
これだけです!
1回につき、5~10セットを目安に行ってみて下さい。
お昼休みやちょっとした休憩時間、お風呂上がりや就寝前などにもストレッチとしてやっていただくとすっきりしますよ(^^♪