整形をしなくてもお顔の悩みが改善できる Vol.1
皆さんに今までたくさんお伝えしてきた不良姿勢のあれこれ。
実は、不良姿勢にはまた別のリスクがあったんです。
なんだと思いますか?
・・・・・・・・・・・・・
正解は、顔のたるみ・シワのリスクが増える
です!
一瞬、???になったと思いますが・・・(笑)
本当なんですよ。
今回はそのメカニズムをお伝えしていきますね。
ではまず、たるみ・シワの原理からご説明させていただきますね。
たるみの原理

皆さんの身近にあるゴムを思い浮かべてみてください。
ゴムは、一番筋線維とよく似ているものでとても分かりやすいと思いますが
ゴムは伸び縮みができますよね。
筋肉も伸びたり縮んだりできる唯一の運動器官です。
なので、カラダを自由に動かせたり
お顔で言えば笑ったりなどの表情を作ったり、変えたりすることができます。
でも、ゴムも劣化してくると過剰に伸ばすとプチって切れたり
伸ばすと縮んでくれず、伸びたままになってしまいますよね。
そんな様にゴム製品には、いくつか劣化パターンがありますが、
筋肉の場合は1つ。
伸びてしまった筋肉、あるいは縮んでしまった筋肉は
なかなか元に戻りづらい
という特徴があります。
これは、姿勢のお話しでも何回かお話しさせていただきましたね。
でも、これは姿勢のお話。
「お顔の筋肉なんて、常に表情を変えたりしているから
そういうのはあり得ないんじゃないの??」
確かに、お顔の筋肉自体が年齢を重ねるとケアしても中々改善できないというのはありますよね。
でもそれは、一般論です。
年齢なんてただの数字ですし。
綺麗な方は、シミはあるけどシワが少なかったり
シミもシワもタルミもそんなに目立たず
自然美という方もいらっしゃいますよね。
そういう特徴の方に多いのが、姿勢が綺麗であることが一番の条件ですね。
姿勢のブログで、「筋肉は全身繋がっている」とお話したと思います。
その繋ぎとしているのが、筋膜です。
筋膜も筋肉と同様、ゴムの様に伸び縮みが出来ます。
筋肉が頭から足まで繋がっているとします。
もし、姿勢が猫背なら
頭・首・肩は少なくとも前に出ます。
筋膜もバランスが悪くなり、一定ではなくなります。
特に、頭・首・肩についている筋肉や筋膜はお顔に最も近いです。
なので、猫背姿勢になると
頭・首・肩が前に引っ張られているだけでなく
お顔の筋肉も同様に前に引っ張られていたり、捻じれているんです。
この筋膜の捻じれが最大のポイントです。
恐ろしいですね。
これが、姿勢性のたるみを生じる原因なんです。
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たるみに一番関係のある筋肉
- 側頭筋:リフトアップにつながる筋肉
- 小頬骨筋:口角を斜めに引き上げて、笑顔を作る時の筋肉
- 大頬骨筋:口を大きくあけて笑う時などに使う筋肉
- 笑筋:口角を引き上げる時に使う筋肉
これらの筋肉が衰えたり、コリがあったりすると
筋肉は正常な機能が果たせなくなり、どんどん重力に負けてしまい
やがて、たるみの原因になることが多いです。
たるみの種類
一般的なたるみの種類は以下です。
※老人性とは、筋肉や皮膚の老化のことを言います。
たるみ自体は、意外と年齢は関係ないんです。
でも、年齢を重ねると+シワがでてきますよね。
お肌の細胞は、20歳を過ぎたころから老化が始まると言われています。
当然、20代前半の方でも少したるみが気になって・・・と相談に来られる方が多いです。
20代でたるみ???と私も最初はびっくりしてしまい言葉が出ませんでした。
ですが、これが現実でお肌トラブルを生じさせてしまっているのは自分自身だと言えます。
姿勢性のたるみが現代人でダントツNo.1

よくよく身体をみてみると、とても姿勢が悪く全体的に前に引っ張られている感じでした。
やはり、筋膜から考えれば
お胸の筋肉やお首の筋肉が前に引っ張られていたりすると
自然に顎が前に引っ張られ
さらに、顎が前に出ることで、お顔の筋肉は皮膚についている筋肉がほとんどですので、
お顔の皮膚や筋肉も引っ張られる。
このような考えから姿勢性のたるみが生じてしまうのではないかと考えています。
猫背の人で、二重顎になってしまっている方よく見かけますよ。
食事や日常生活の過ごし方次第でも老化は進む!?

もちろん、細胞の老化要因はそれだけではありません。
細胞の老化に直接関与しているともいえる、添加物や化学食品。
普段生活の中で、食べ物や飲み物にも注意しないといけませんね。
紫外線はメラニンというホルモンを分泌させ、お肌を黒くしてしまったり、黒子やシミなどを作る材料となってしまいます。
タバコの1本には、
- 4000種類の化学物質
- 200種類の有害物質
- 50種類の発癌性物質
- PM2.5が大量に含まれている
が含まれています。
さらに、有名な依存物質も含まれますよね。
愛煙家の方は、血中のニコチン濃度が常に高く、低くなると吸いたくなるというニコチン依存症でもあります。
タバコは、自分だけでなくあなたの大切な人まで病気にさせてしまう恐れのある危険なものです。
なぜ、そんなものが一般的に販売されているのか不思議でしょうがないですが・・・
さらに、砂糖です。
糖分は、カラダにとっての栄養素ではありますが、細胞老化を促進させる働きがあります。
その他にも、摂りすぎれば生活習慣病や脳・心臓・末梢系の動脈硬化や動脈塞栓症などにもリスクが生じます。
上記のはほんの一握りの例ですが、この世の中カラダに悪い物がたくさんある時代ですよね。
添加物や油など。
添加物や油は全てがダメなわけではありません。
添加物がないとできないものもあるからです。
ですので、食料で一番おさえて頂きたいものは、
なんでも摂りすぎないことなんです。
それだけ、今の日本人は添加物や油が大好物になってしまったのです。
便秘は、カラダに取り入れた悪い物を何日も腸の中に保存している状態になります。
ですので、少しでも悪い物を食べたからそれが、必ずしも悪い働きをするものではなく、
腸が良い物と悪い物に栄養を分けて、悪い物をきちんと排泄できることで
身体の機能面でみても正常だと言えます。
便秘になると、肌に潤いがなくなりニキビができやすくなる特徴がみられます。
そのメカニズムは便秘はカラダの水分が極限に減ると、便の水分を腸が吸収するようになります。
便の水分は排泄の為の水分ですので、いわゆる汚水と同じです。
その汚水をまた体内に吸収するわけですので、カラダに悪そうなのは想像つきますよね?
なので、ニキビができやすくなるのも毛穴に汚水の皮脂が溜まってできるメカニズムなんです。
よって、カラダに取り入れるものを変えるだけで
健康維持ももちろん、お肌のトラブルも改善することができます。
次回はこの続きになります。
お楽しみに!