ある日の電車内でのサラリーマンの会話
今の世の中、仕事をしていれば「首や肩が痛いのは当たり前」「腰が痛いのもコルセットすればなんとかなる!」といったストイックな会話をされているサラリーマンの方々がいました。
頑張っているなぁと、「首・肩こりを我慢しながら仕事をしています」という方を、Hinataでは年間何百人みてきたことか。
と思いながら聞いていました。
でも未だ、そういった当たり前が存在していることにビックリしました。
痛み=カラダからのSOS
肩や首の痛みが起こる主な原因は、「血行不良」です。
血行不良って聞いただけで、「なぁ~んだ、そんなに大したことじゃないじゃん」と思ったそこのあなた。
安心するのはまだ早いですよ。
ただ血行不良が起きているだけならまだ不幸中の幸いという所ですが、もし心臓や血管に原因があったらどうしますか?
大した事ないですか?
命に関わりますし、一気に生活が変わりますよ。
とちょっと脅してみました。汗
ここでいう血行不良は、筋肉内の血液循環が悪くなるということです。
そうすると、筋肉が上手く機能せず硬くなってしまうのです。
実は、肩こりや首こり・腰痛からもこういった内臓疾患が発見されることがありますので、頭に入れておきましょう。
内蔵疾患の場合は関連痛という形で出現し、何ヵ月も症状が改善されない場合に疾患が疑われます。
内臓の疾患で起こる前駆症状と疾患リスク
心臓疾患
だるさやムクミ、疲れやすく血液が上手く流れないので脈が速い
心不全のリスクがあります。
肝臓疾患
右肩の痛み
肝臓癌、胆嚢癌のリスクがあります。
膵臓疾患
左背部痛、左腰痛
膵炎や膵臓癌のリスクがあります。
腎臓・生殖器疾患
背部痛、腰痛
腎盂腎炎、腎臓癌、子宮内膜症などのリスクがあります。
心配な方は、病院で検査してもらいましょう。
早期発見があなたの未来を変えます!
運動不足は血行不良のモト!?
- どこに行くのも車を利用することが多い
- 日常的に運動はしない
- あまり歩かない
- パソコンの前でずっと座っている
- 仕事はデスクワークでほとんど立たない
このように身体を動かさない人は血液がドロドロの可能性が高いです。
血液の流れに重要な役割を果たしているのは筋肉です。
血液を身体中に巡らせているのは心臓(ポンプ機能)ですが、巡ってきた血液を再び心臓に戻すのは、筋肉です。
身体の筋肉がポンプの役割を果たし、循環を促しているのです。特に下半身の血液を心臓に戻すには、足の筋肉が大きな役割を果たします。
まさに、第二の心臓ですね。
運動不足になると下半身の筋肉の活動が不活発になり、ポンプ機能が弱くなってしまいます。
さらに、筋肉は使わないでいるとやせ細っていきます。
運動不足が続くと下半身の筋肉が減ってポンプ機能が弱り、血流が悪くなってしまうのです。
つまりっ!
血流を良くするには毎日適度(1日20~30分程度を目安)に身体を動かして筋肉を鍛えることが大事です。
おススメの運動は・・・
ウォーキング
1日20分以上、ほんのり汗をかく程度に音楽を聴きながらフラッとお散歩すると気分もすっきりしますよ!
スクワット
肩幅よりやや広めに足を開き、腕は頭の後ろで組みます。
背筋を伸ばしてゆっくりと腰を下げ太ももが水平になったら元の姿勢に戻る。
これを1日3回、1回10回程度を目標に実施しましょう!
さらにスクワットは、ふともも・ふくらはぎ・お尻などの引き締め効果と筋力アップの効果があります。
続けることでスタイルもグッと魅力的になりますよ♪
軽いウォーキングを楽しもう♪
と、ご紹介はしてきましたが、無理をして運動を開始すると筋肉痛や怪我の原因になります。
自分のペースで、ゆっくり少しずつ運動を始めてみましょう。
運動が出来なかった日は・・・
ゆっくり湯船に浸かり、ふくらはぎをマッサージしましょう。
痛気持ちいいくらいの強さでマッサージしてあげることで、血行が良くなり全身が温まります。
また、便秘改善にもふくらはぎをマッサージすると効果的ですよ。
ストレッチやヨガでも大丈夫です。
適度にカラダを刺激して健康な身体を作る!!
血流を良くして毎日を元気に楽しく過ごしましょう(*´ω`*)