前回の続きです。
標準体重の意味
皆さんはご自身の標準体重をご存知ですか?
また、標準体重を維持できているか、できていないかであなたの健康度合いも変わってきます。
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≪標準体重の求め方≫
身長(m)×身長(m)×22
例:身長175センチの男性の標準体重
1.75×1.75×22=67.375
約67kgが標準体重になりますね。
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標準体重は、統計上最も病気になりにくいと言われている、BMI値22を用いて計算します。
ですが、実際にダイエットとなると体型や体脂肪率なども意識しないといけません。
体重が標準値に保たれていても、体脂肪率が同じままであっては意味がありません。
ですので、標準体重はあくまでも参考程度にしましょう。
亡くなった祖父は生前、糖尿病を患っており
医師から食事制限、運動を行うよう指示されていました。
糖尿病にも種類がありますが、完全なる二型糖尿病でした。
二型糖尿病は、食事の際に分泌される糖の上昇を抑える、インスリンが十分に分泌されない病気です。
また、この場合は食事を改善すればなんとかなる病気で、完全に生活習慣病の典型例です。
甘い物、脂っこい物を必要以上に好きなだけ食べてしまい、
一時期は心臓に負担がかかり、いつ死んでもおかしくないと危ない状況でしたが
禁煙し、ホルモン剤などの服用で状態を維持していました。
ですが、4年前のある朝に亡くなってしまいました。
69歳でした。
わたしはその時考えました。
薬は状態を維持するもので、尚且つカラダに負担をかける。
薬はカラダにとっては異物なんです。
完治するものではありません。
好きなものを好きなだけ食べたり飲んだりしていたら、おじいちゃんみたいになる・・・。
そんな風に言われたような気がします。
カラダの指標は便の「形」「色」「長さ」でみる
人間は、生理学的に食べたら‘‘出す’’を繰り返しています。
カラダの中に取り入れられた食物は、必ずしも何かの栄養素になります。
タンパク質、糖質、脂質、食物繊維、ミネラルなどの栄養素になり、
全身を巡って私たちのカラダを養います。
さらに、カラダはとてもよくできており、栄養分になるモノを吸収しているほか
要らないものは粕となって外に排泄できる仕組みとなっています。
これは、生理学の教科書で言うと‘‘代謝と排泄’’にあたります。
排泄は代謝があってこそ、行われる生理的反応なんです。
なので、生き物であれば必ず行われるものですが、わたしはつい最近まで便秘でした。
何度も言いますが、1週間も出ていませんでした。
これは、本当に異常な事で、一時期は腸閉塞にでもなってしまったかと思いました。
ですが、ただの水分不足でした。
腸は、水の吸収をする働きがあります。
1日の水分摂取量が非常に少なく、
本来であれば1L以上必要とされていますが、当時は1日で300mLほどしか飲んでいませんでした。
1週間分の便が溜まってしまった私のカラダは、
顔や背中は肌が荒れてしまいニキビだらけで、足や顔のムクミも酷かったです。
上の指標は、実際に便の評価に使われている評価の紙です。
私たちは、排泄されたものでしか自分のカラダの状態を判断することができません。
また、毎回の排便時にきちんとスッキリ感があるのかも重要です。
残便感があると、老廃物がカラダに残ってしまい
そこに含まれる水分が再吸収されてしまうために、便秘の原因となってしまいます。
便秘もムクミもダイエットには大敵ですからね。
・・・次回につづく