予防で痛みや不調を感じない身体を手に入れよう
関節痛でHinataに来られる方の年齢層は、50代の方が多いです。
70代以上になってくると、既に症状が進行した状態になっています。
関節の破壊が進み、手技療法や電気治療では改善が困難なケースが多いです。
以前もお伝えした通り、どんな病気・痛みも同じですが、最も良いのは予防です。
今からでも遅くありません。
早いうちから姿勢や動作に注意し、1週間に3回程度の簡単なストレッチをやっておくだけで、
その後の人生が大きく変わります。
毎日5分のストレッチで将来の疾患リスク70%減
猫背肩こり整体でお教えしているストレッチは、症状の再発予防にもなるエクササイズです。
もちろん、普段の生活の過ごし方や姿勢などは意識しないといけないです。
ですが、一番筋肉にアプローチできるのがストレッチです。
ストレッチを毎日5分でもいいので行うと、将来の患うリスクがなんと70%も減るんです!!
特に、女性は男性に比べて骨盤の横幅が広い為、関節(主に膝)に負担がかかる姿勢になりやすいのです。
◆女性で40歳以降、かかりやすい関節疾患◆
- 変形性膝関節症
- 腰椎ヘルニア
- 坐骨神経痛
- 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)など
そのためか、変形性関節症などの膝の痛みは特に女性に多く、女性は30代から関節痛の予防に努めることをおススメしています。
逆に男性は、30代後半から代謝が下がるため、お腹周りに脂肪が付きやすくなります。
そうすると、お腹の脂肪の分も下半身が支えないといけない為、骨盤や太もも・膝に負担がかかります。
また、脂肪の重さで重心が前に倒れやすいので、肩関節や頸椎にも負担がかかってきます。
◆男性が40代以降、かかりやすい関節疾患◆
- 腰椎ヘルニア
- 坐骨神経痛
- 頸椎ヘルニア
- 頸腕症候群 など
それ以外にも、肥満は生活習慣病のリスクが非常に大きく、内臓にも影響及ぼします。
生活習慣病は主に食事療法が基本になってきますので、高血圧や高血糖、コレステロール値が大幅に高い方はくれぐれも注意しましょう。
何かあってからでは適切な処置をしても手遅れになることが多いです。
そのためにも定期的な検査や必要な処置を行いましょう。
慢性期の症状の完治は難しい??
肩こりが強い人はたいてい姿勢が悪い為、将来の関節疾患予備軍です。
慢性的な関節の痛みを、劇的に改善する方法は残念ながらありません。
完治するのも当然難しいでしょう。
では、このまま放置するの?と思うかもしれませんね。
実際に痛みが慢性期に入った時の処置は、これ以上痛みを発生させないような
現状を維持していくのがほとんどです。
適切な処置をしたのに治らないと悩んでいて
病院も変えてみたけど、同じ診断結果で「一生付き合っていかなければならない」と告げられた方も多いです。
そんなことになれば、辛い想いをするのはあなた自身ですし、今後の未来を変えるのもあなた自身です。
慢性症状の自覚のある方は、今からでも注意して生活してみて下さい。
関節疾患の影響を与えるNo.1は肥満!!
さらにもう一つ!!!
関節は体重の影響を直接的に受ける場所です。
特に下半身は、頭と上半身を支えているので最も負荷がかかりやすいです。
標準体重からあまりにも+αな方は少しでも標準体重に近づくよう努力してください。
標準体重の算出では、BMI数値が22の時の体重で、人間が最も病気にかかりにくい数字なんです。
身長×身長×22
〔例:身長が150㎝の方の場合は、1.5×1.5×22=49.5㎏〕
〔例:身長が175㎝の方の場合は、1.75×1.75×22=67.4㎏〕
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オススメのダイエット法
□すぐに体重減少を実感したいのであれば→ファスティング
■自分のペースで楽しくダイエットしたいのであれば→糖質制限ダイエット
どちらの方法も体質を変えながらのダイエット法になりますので、多少の期間がかかります。
ですが、全く運動しなくてもいいダイエット法ですので、普段の生活に取り入れたいという方にオススメです。
少しでも負担を軽減するためには、重いよりも軽いほうが良いですよね?
ただし、無理な・過度なダイエットは厳禁ですよ!!
自分の体質に合ったダイエットをしてくださいね(^^)/