これからお話するのは、私があるものをきっかけにして読んだ本に
見事心を打たれてしまった単なる個人的な感想に過ぎません。
それを皆さんはどう思うのかはさておき、長文ですがどうかお付き合いください。
※あくまでも個人の感想ですので、ご了承下さい。
「対症療法でカラダの不調は解決しない」
現代医学では、カラダに不調を感じたらまず病院へ行き
検査をして異常がみられたら主に薬を処方され、
大抵の軽い症状なら「様子を見てください」と言われると思います。
では、この「薬」と「様子をみて下さい」の処置だけで安心して病気や症状が治ると思いますか?
大抵の方は病院に行けば、病気が治る、症状が治ると思って通い詰めている現状の中、
2004年アメリカのゲーリー・ヌル博士の論文調査で、
風邪や生活習慣病等で医師の正しい薬の処方を受けた患者の死亡者数が78万3936人
心疾患で死亡する人は69万9697人
癌で死亡する人は55万3251人
病気で亡くなる人より、薬で亡くなる人の方が圧倒的に多いことがわかりました。
これは日本ではニュースになっておらず、初めて聞いた方が多いと思います。
日本では、世界でも上位で医療技術が進歩している反面、薬大国とも言われています。
診察に求めるのは話を否定せずに聞いてくれる医師
診察時、訴える症状を丁寧に聞いてくださり、原因はわからないけど薬を処方してくれる優しい医師。
「ちょっと強めの薬を出しておくので、また一週間後に来て下さいね」
症状が辛くて仕事にならないので「ちょっと強めの薬」は効いた!
でも効果が切れた途端、痛み倍増。
さらに強い薬が欲しくなる。
また一週間後にもらいに行かないと...
原因不明のまま、薬だけで治していくつもりなのでしょうか?
そして、仕事中にまた痛みが出てきて辛くなる...
さっきより痛みが強くなってきたので、用量以上の薬を飲む
こんなのをずっと続けていると
気分も落ち込むし、食欲もなくなりますよね。
さらには薬が効かない体質にも変わってきますね。
いつになっても治るわけがないのです。
一つの症状で、精神的・身体的・社会的にも影響を及ぼします。
それだけ身体にとっての異常は大きいのです。
ですが、どうして症状が起こっているのか原因を突き止めないと対処の仕方がわかりませんよね。
「痛み止めを飲んで放っておけばそのうち治る」の考え方
どうしてもやらなければいけない仕事があったり、休めない環境の職場なら薬でしのぐのは良いと思います。
なぜ、そのあとに原因を追究せず、いつまでも続いている症状をほったらかしにしているのか?
自分のカラダのことなのに、あまりにも無頓着すぎる人が多い気がします。
原因を見つける検査機器などは専門家が行わないとできませんので、病院に行って検査をして欲しいです。
決して病院に行くなと言っているわけではないですし、
薬を飲むなと言っているわけでもありません。
病院ではほとんどが対症療法
今では、風邪をひいたからと言ってすぐに病院に行く方もいますが...
ただ、今の西洋医学の現状では事故や怪我、命に関わる緊急な場合を除いて
ほぼ対症療法だということに気付かなければ
日本人は危ない薬漬けで健康的な未来はないということが言えます。
※対症療法とは?
[aside type=”boader”]
例えば熱があれば冷やし,食欲不振には消化薬を用いるように,
症状を個々に軽減,消失させようとする試みから生まれた治療法。
病気の原因に対してではなく、その時の症状を軽減するために行われる治療法。
痛みに鎮痛剤を与えるなど根本的な対策とは離れて、表面に表れた状況に対応して物事を処理すること。
「対症療法では問題は解決しない」